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教授 杉浦勝明
 
■学生へのメッセージ
①幸せを感じさせてくれるのは現実の状況ではなくて、その状況の自分の捉え方である
②過去と未来についてあれこれ考えて今を犠牲にするのではなく、今にフォーカスして、
    目の前に今あるタスクがすべてだと思って誠心誠意取り組むこと
③人生が空虚で意味のないものに感じたら、自分の幸せに焦点を当てるのではなく、
    他の人の人生に意味を与えることに貢献すること
 
■ 研究関心
  私の研究の中心は動物感染症、人獣共通感染症および食品安全の分野での疫学研究です。大学卒業と同時に農林水産省に採用され、同省や内閣府食品安全委員会で動物衛生行政や食品安全行政に従事しました。国際獣疫事務局(OIE)や国連食糧農業機関(FAO)などの国際機関にも派遣され、疫学情報の収集・分析に携わりました。
 また、2001年日本で最初の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が確認されて以降、BSEの侵入リスク評価、BSEの有病率の推定や発生予測などを行いました。動物感染症・人獣共通感染症の出現・頻発は、世界や日本の動物資源の保全・生産に大きな影響を及ぼし、社会に脅威を与えています。これまでの疫学研究の実績と行政経験を生かして、問題解決につながる実践的な疫学研究に取り組んでいます。
 
■ 経歴
1978年    東京大学農学部 卒業
1978年    農林水産省入省
1980年    国連食糧農業機関(FAO)農業局畜産部アソシエート・エキスパート
1992年    在ニュージーランド日本大使館一等書記官
1997年    国際獣疫事務局(OIE)シャルジェ・ドゥ・ミッション
2001年    農林水産省畜産局衛生課国際衛生対策室長
2003年    内閣府食品安全委員会事務局情報・緊急時対応課長
2005年    農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課長
2007年    農林水産消費安全技術センター 理事
2010年    東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授 
2012年      現職 

■ 専門分野
獣医疫学、食品安全
 
■学会活動
  1. 獣医疫学会会長
  2. 日本獣医史学会理事・事務局長
  3. 日本家畜衛生学会常務理事
  4. 日仏獣医学会理事
  5. 日本獣医学会評議委員
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